東部青年中央会とは

OUTLINE

会長挨拶

第50期 年度テーマ

「 Colors ~個性を磨け~ 」

 

 昭和50年9月20日、「中小企業の発展」と「後継者の育成」を目的に、鳥取県東部中小企業青年中央会が誕生して以来、「英知、友愛、団結」の綱領のもと、50周年を迎えることとなりました。これも鳥取県・鳥取市をはじめとする関係機関の皆様のご理解と、鳥取県中小企業団体中央会のご支援、そして、青年中央会OBの皆様から受け継いだ伝統と、熱意の賜物であると心より感謝しております。
 新型コロナウイルス感染症が5類感染症に引き下げられて以降、経済活動や日常生活が以前の形に戻ったかのように感じます。しかし、コロナ禍での非対面や外出自粛の推奨により、個々の生活スタイルに合わせた就労の浸透や、コミュニケーションの在り方の変化は、価値観の複雑化もたらした様に感じています。また、想定を上回るスピードで進む人口減少、円安・物価高による企業経営や暮らしへの影響、多発する災害、世界各地で起こる紛争など、引き続き難しい環境に私たちは置かれています。さらに、名目GDPでドイツに抜かれ世界第4位の経済国となり、今後も国際競争力が低迷していくとの予想がある中、世界の中で日本はどう競争力を維持していくのか、大きな課題であります。
 特に、人口減少は先進国においてみられ、なかでも主要先進国である日本は、最も深刻な状況であるとの調査結果もあります。日本一人口が少ない鳥取は、その点で世界の最前線にあるともいえ、「時代に挑み、次代を創る。」という当会のキャッチフレーズそのままに、新たな時代の最前線を切り拓く我々の力が試される時だと感じています。
 そんななか今期は、年度テーマを「Colors」とし、多彩な色に個性をなぞらえ、会員一人一人の“個性”を磨くことを目標に活動をしてまいります。らしさや独自性といった個性は、我々にとって競争力を発揮するうえで欠かせないファクターだと思います。会員一人一が“対話”を通して個性を磨き、新たな時代を切り拓く力を養う、その様な年度事業を行ってまいります。
 また、50周年記念事業として様々な企画を予定しており、それらを通して地域振興に寄与するとともに、青年中央会を広くPRしたいと考えております。
 会員一人一人が磨き上げた個性を一致団結させ、青年中央会の魅力やパワーを十分に発揮した活動や事業を通して、青年中央会の存在と個性を光り輝かせたいと思っています。
 50周年を期に、私たちが目指す姿として「T.S.C Vision」と、その行動指針である「Blue Action」を掲げました。新たな活動方針を胸に、さらなる次代へ歩みを進めるべく、微力ながら誠心誠意尽力してまいりますので、引き続き当会へのご理解とご支援、ご指導を賜りますよう、心よりお願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。

 

 鳥取県東部中小企業青年中央会
第50期会長 藤原 正実

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